二世帯住宅は同居ではありません!
主人のお父さんが持っていた高崎市に平屋の二世帯住宅を建てる事になりました。地震の対策として強度もそうですが、地下倉庫(最近ではデポエンジェルと聞く事が多いです)の確保や停電になった時の事を考え、薪ストーブを設置したり、避難として屋上も作りました。私は嫁の立場なので、希望した意見はほぼほぼ通らず、主人のご両親が勝手にあれこれ決めて二世帯を建てましたが、唯一、希望として譲れなかったのは玄関を別々に分けてほしいという事だけでした。いくら自分の息子や孫がかわいいからといっても、共同の玄関で家の中を自由に行き来できるというのが私は嫌でした。玄関が分かれている事で世帯が分かれているという自覚、同居とは違うというメリハリがほしかったのですが、結果として玄関を分けるというのは却下されます。もともと干渉してくるご両親でしたので、私が出かける時や帰宅時などはいちいち玄関に来ては何か一言。そしてご両親にとってかわいい孫が小さい時は良かったのですが、中学生になった息子にも玄関で一言物申すようになってから、息子がストレスを抱えてしまい爆発。家族の絆どころか、家を出る事となりました。側から見たら災害対策もそれなりにしていて、土地面積も広く豪邸で立派ですが、建て方を間違うと崩壊にまで至る事もあります。